売上は一般的に下記の公式で成り立っています。
「客数」×「客単価」×「購入回数」=「売上」
売上アップを考える場合
「客数」「客単価」「購入回数」のどこかの数字を
増やすことを考えればいいのです。
たとえば、1個100円のお菓子の売上が50,000円だったとします。
100人のお客さまが1人平均5個買ってくれたことがわかったとします。
そうすると、
「客数」100人×「客単価」100円×「購入回数」5個=「売上」50,000円
50,000円の売上をもっとアップしたい場合、
3つの仮説を立てることができます。
1.客数100人を120人に増やす方法を考える。
2・単価100円を120円に上げる方法を考える。
3.購入回数5個を6個に増やす方法を考える。
今どき値上げは難しいなと思ったら
客単価を80円に下げ客数を120人にして
購入回数は6個に増やそうという考え方もできます。
「客数」120人×「客単価」80円×「購入回数」6個=「売上」57,600
価格を下げることで売りやすくなるという仮説を立て
客数と購入回数を増やすことに専念するという戦略ですね。
現実的に、今後どの数字が下がってしまいそうなのか?
逆にどうすれば、上げていくことができるのか?
そのようなことも踏まえて市場データの数字をもとに
仮説・検証を繰り返してみてください。
<補足>
ちなみに客数は一般的に下記の公式で成り立っています。
「既存顧客」+「新規顧客」ー「流出顧客」=「客数」
ですので、客数を増やす方法を考えるには、
1.新規顧客の増加。
2.流出顧客の減少=既存顧客の維持。
という2種類しかありえません。
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