マーケティングクリニック

モノからコトへのシフトする「代官山T-SITE」

経営者
若者からシニアへの顧客移行を考えています。
参考になる店舗事例はありますか?

 

コンサル
「代官山T-SITE」はどうでしょう。


 

「TSUTAYA」を展開する
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が
東京・代官山に商業施設「代官山T-SITE」をオープンさせました。
http://tsite.jp/daikanyama/

「TSUTAYA」のビジネスモデルは20代~30代の人々を
ターゲットに組み立てられています。

しかし日本の社会は、これから若年人口は次第に減少していく。

現在の会員構成のままで客層が変化しなければ
毎年売上げも減少していくのは否めない。

逆に50代~70代の会員化率を上げることができれば成長が可能になる。

そんなような思いで新しい事業へ参入したようです。

この施設を取り上げて「新業態」といった表現で
紹介するメディアは少なくありません。

でも、新規事業とかそういうものは
まったく目指していないとカルチュア・コンビニエンス・クラブの
増田社長は言っています。

世界初、新業態、新発想・・・
これらはすべて店側の論理でしかないということ。

では、「代官山T-SITE」は何を提供しているのか?
ひとことで言えば、ライフスタイルです。

レコードやビデオや書籍というモノではなく、
そうしたライフスタイルを発見する機会や場を提供する。

カルチュア・コンビニエンス・クラブは、
団塊世代を中心とした50歳~65歳の「大人を変える大人」のことを
「プレミアエイジ」と呼んでいます。

そして、この「プレミアエイジ」に向けて、
これまでなかったスタイルのサービスを提供していく。

ジャズ、クラシック、60’s 80’sの
ロック・ポップスを強化したラインナップ。

眺めのいい窓辺のカフェエリアでは、コーヒーを飲みながらCDを試聴。
各パートには専門のコンシェルジュが接客。

確実にモノからコトへのシフトをしていますね。

・モノ→物質→「目に見える物質の価値」
・コト→行為、現象、出来事→「目に見えない事象の価値」

幅広い品揃えと深み。

そう、この「深み」こそがシニアを対象にしたビジネスでは
今後重要なファクターになるのかもしれません。

ご参考にどうぞ。
http://tsite.jp/daikanyama/

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