マーケティングクリニック

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たとえば、体の具合が悪いとき普通は病院に行きますよね?ほったらかしにしておいて何か重症な病気になってしまったら大変ですから。では、同様に自分たちの事業の調子が悪いときはどうでしょう?早く良くなればいいなと願うだけで何の改善も試みず、それまでと同じことを続けてしまう人が意外と多いように感じます。自社の強みや弱みを十分に理解しながら現状をしっかりと見据えた健全な事業を推進しましょう。



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ビジネスという視点で捉えたときに、日本社会の高齢化についての最大の問題は、シニア層の生活上の願望を満たす商品・サービスが乏しいことや毎日の生活を楽しむことができるような環境条件が整備されていないこと。そこに参入チャンスがあると実感しています。マーケティングクリニックでは、シニアを対象にした商品やサービスの開発や販売にも積極的に取り組んでいます。

マーケティングの処方せん(最新情報)

競合店調査のポイントとは?お客様が来店する理由の作り方

コンサル
新店舗オープン時には、
最低限、商圏内の競合店調査くらいは行いたいものですね。

しかし、いったいどうやって調査すればいいのか?
そもそも、何のために調査するのか?

そのあたりを理解していない経営者が意外と多いように感じます。

単刀直入に言えば、自分の店に
「お客様が来る理由」を作るために調査を行うということ。
これが最終的な目的です。

と言っても意味がわからないと思うので簡単に説明します。

そもそも商圏とは?

今回はある飲食店が新しくオープンするために
競合店調査を実際に行いました。

まず理解しておかなければいけないことは、「商圏」という言葉の意味。

商圏とは「お客様がやってくる範囲」または、
「お客様を吸引している範囲」を指します。

商圏の範囲とは、一般的には移動時間が5~10分以内がひとつの目安。

徒歩で来店されるお客様の場合は、5~10分で
約350~500mの距離。

車なら5分で約1km移動が可能なので、
車で来店されるお客様を対象とした商圏は1~2kmの距離。

基本的にはこんなイメージです。

競合店をチェックする項目とは?

それでは、競合店を調査する場合にどんな点をチェックしていくか?

下記の項目は飲食店の場合を想定していますが、
どんなお店であっても応用はできると思いますので
参考にしてみてください。


<基本情報>

・店名
・最寄り駅
・立地状況
・営業時間
・定休日
・客層
・時間帯繁盛状況

<外観>
・店頭
・看板の視認性
・サンプルケース

<店内>
・店舗の広さ
・厨房設備
・照明の具合
・空調の具合
・BGMの内容
・演出
・テーブルのセッティング
・イスの高さや大きさ
・床材
・壁面
・トイレ

<スタッフ>
・従業員の服装
・接客態度
・人数
・年齢

<メニュー・料理>
・メニュー構成
・メニューデザイン
・見やすさ
・料理の盛り付け
・味
・価格帯
・予測客単価

<広告・宣伝>
・店内のPOP
・チラシやカード類
・Webサイト
・その他、販促物

おおよそこのくらい見ておけばいいでしょう。

チェックの方法は、とにかく気づいたことを
メモしていくという感じで十分です。

もちろんきっちりと調査をしてレポート化するに
こしたことはありませんが、
それよりも「肌感覚」を大切にしてください。

マーケティングとは、
お客様がどの店にいくか決めるプロセスでもあります。

ですので、一番見なければいけないポイントは、
「なんで他店ではなく、この店に来たのか?」ということ。

ここが一番重要。

飲む食べるは、必要条件であって十分条件ではないのです。

お客さんは飲み食いしにくるのではなく
何かしらの感情を満たしに来るということに意識を置いてください。

ある目的や欲求を満たすために人は商品やサービスを買います。
そのような目的とか欲求を「ベネフィット」と呼びます。

競合より高い価値を顧客に提供すること、
つまり提供する価値の競合との差が差別化になります。

だからこそ、「肌感覚」が大切なのです。

たとえば、あなたは外食するときに
どのような気分で店を選ぶでしょう?

・料理がおいしいお店で・・・
・雑誌で話題のあの店で・・・
・友人と会うからゆっくり落ち着けるところで・・・
・仕事が一段落したのでご褒美においしい店で・・・
・自分の好みをよく知ってくれているあの店で・・・
・かわいい店員さんがいる店で・・・
・店内の雰囲気が大好きな店で・・・
・給料前だから安いところで・・・
・雨が降ってるから近いところで・・・

などなど・・・

このときの「気分」が、
お客様が求めている価値ということになります。

恋人と二人で行くときは、雰囲気が良いお店を選ぶでしょう。

そのときには、恋人との大切な時間を楽しむという
ベネフィット(価値)を求めているということになりますね。

だから、お客様の立場になって素直な気持ちで、
その店に来ることによって「満たしたい欲求を拾っていく」ということが
ポイントになるのです。

それを拾うために、いろいろな項目をチェックしながら
その店はどんなベネフィットを提供しているのか?
という視点で見るということを意識してみてください。

さて、冒頭でお話した、
自分の店に「お客様が来る理由」を作るということ。

なんでこの店にお客様は来るのか?
どんな客層がいるのか?
なんで他店ではなく、この店に来たのか?

そのような要素を踏まえて
最終的には、自分の店がどんなベネフィット(価値)を提供しているのか
ということをきちんと答えられるようにすることが大切なのです。

他店ではなく当店に来る理由を作る。
そのための差別化をするために調査を行うということを理解しておいてください。

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